
脂っぽいところにはニキビが出来たり、乾燥する部分は皮が剥けたり、時期によって敏感になったりする敏感肌の肌質です。
皮膚科や美容皮膚科の先生に相談して教えていただいたアドバイスを元に優しいスキンケアを心掛けたところ、肌荒れすることが減り、褒められる肌になりました。
クレンジング化粧品は素早くできるものを選ぶ
最初に気をつけるのはクレンジングです。
洗浄力が高すぎて洗った後乾燥するもの、逆に洗浄力が弱くて擦らないと落とせないようなもの、落とすまでに時間がかかるものは選ばないようにします。
クレンジング料が肌に触れている時間が長いほど肌への負担になるので、洗い流すまでの時間が1分間以内を目指します。
私は美容皮膚科で紹介された敏感肌用のクリームタイプのクレンジングを使用しています。
メイクとクレンジング料を馴染ませる時には、擦らないように優しく行います。
馴染みやすくするために、あらかじめクレンジング料を手のひらで温めてから肌にのせるのがポイントです。
洗い流す時のお湯の温度ですが、熱過ぎは肌の負担になりますし、冷水ではクレンジング料がしっかり洗い流せないのでぬるま湯に設定します。
洗顔は固形石鹸を使うこと!
次に気をつけるのは洗顔です。
通った皮膚科で洗顔フォームを勧められたことは一度もありません。どのクリニックでも固形石けんを使うようにとの指示がありました。
洗顔ネットでよく泡立ててから顔にのせて、時間を置かずに洗い流します。
クレンジングと同じく、長時間肌に洗顔料をつけておくことは刺激になるので、短時間で洗うようにします。
洗顔時も肌を擦らないように注意し、お湯の温度もぬるま湯を使います。
顔を拭くタオルはガーゼ素材のものを使用します。
パイル地のタオルは肌を傷つけてしまう可能性があるので、ガーゼ地のタオルで水滴を押さえるようにして水分を拭き取ります。
ポイントは顔専用の清潔なものを用意することです。
身体を拭いたバスタオルや髪の毛を拭いたタオルは使用しません。
特に髪の毛を拭いたタオルはシャンプーやトリートメント剤が付着していることが多いので、顔につくと肌荒れの原因になるそうです。
洗顔後の化粧品はパッティングNG/擦り込みNG
洗顔後のスキンケアアイテムは化粧水、美容液、乳液、クリームなど人によってそれぞれだと思いますが、使うときのポイントは全て一緒です。
まず一度手のひらに取り出します。
両方の手のひらで取り出したスキンケアアイテムをよく伸ばし、全体に行き渡ったら、その状態で顔に置くようにしてつけて行きます。
顔の上で伸ばしたり、擦り込んだり、パッティングすることは絶対にしません。
手のひらを顔の上で滑らせるのではなく、一箇所につけたら一度顔から離し、また他の場所につける、ということを繰り返して全体につけて行きます。
この時に、顔を触る回数を出来るだけ少なくするように心掛けます。
重ね付けする場合や、細かい部分にピンポイントでつけたい時にも、顔の上で伸ばすのではなく、指の腹などでよく伸ばしてから置くようにつけます。
擦るなどの肌を傷つける行為をしなければ、肌は勝手にきれいになると美容皮膚科の先生に教えて頂きました。
特別高性能なスキンケアアイテムを使っていないのに、洗い方と肌の触り方を気をつけただけで、肌トラブルがなくなりました。
特別な道具は不要で思い立ったらすぐに始められるスキンケア方法なので、とてもおすすめです。
ポイント
敏感肌の方が洗いすぎで、さらに肌荒れや、それが原因のシミ、黒ずみが増えてゆきます。どれだけ肌を優しく扱うかがポイントですね。
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プロアクティブカンパニーの『セタフィル』の レストラダムシリーズですね。
普通の敏感肌の方よりも、さらに敏感肌!という方にオススメです。30~40代の肌の乾燥・かゆみが気になる方。乾燥、痒み、湿疹、アトピーに悩む方が対象のボディウォッシュで、大人ニキビに悩む方にも喜ばれています。皮膚科医作ったということで、肌のバリア機能もプラスオン。固形ではないですが、お風呂場に置いておいて、家族で使っても良いかなと思いますね。